いよいよ明日!1月28日(土)は「手作りみその日」 みんなでやれば意外と簡単 みそ作りに挑戦しよう

2012年1月27日

パルシステム連合会は1月28日(土)を「手作りみその日」として、カタログやホームページ、ソーシャルメディアなどを通じて手作りみそによるつながりづくりを呼びかけます。また、福島県飯舘村の種みそを増やし、次世代へつなげる「味噌の里親」プロジェクトも進行中です。

材料の「こうじ」注文数は4万点に

パルシステムでは1月31日(火)までを「みそフェス。2012」として手作りみそを呼びかけています。カタログだけでなく、ツイッターやフェイスブック、ミクシィの公式アカウントでも、みそにまつわるアンケートやクイズ、体験談の募集などを実施しています。

特にパルシステムの注文でみその材料が届く週の週末となる1月28日(土)を「手作りみその日」と定め、家庭などでのみそ作りを呼びかけています。「手作りみそ電話相談」の開催や、新人編集担当が初めてのみそ作りに挑戦しツイッター上でレポートするなど、初心者でも安心してみそ作りができるようフォローする予定です。

作ってみれば意外と簡単

パルシステムでは、手作りみその材料を紹介した週(1月23日(月)~27日(金)お届け)で、「米こうじ(生・乾燥)」および「麦こうじ」あわせて4万点を超える注文がありました。また1月26日(木)現在、手作りみそを紹介するFacebookの「おいしい手づくりコミュニティ」公式アカウントは「いいね!」が1,000名を超えています。

そのほか「みそフェス。」では、ウェブ上に「みんなのみそがめ」を公開中です。参加したみなさんから届いたみそ作り写真を「みそ玉」に見立て、バーチャルなみそがめにみんなで仕込もうという企画で、生協組合員でなくても参加できます。特に28日(土)は、随時更新します。また、1月31日(火)まで、みそを保存できる野田琺瑯ホワイト保存容器が当たるキャンペーンも実施しています。

おいしい手づくりコミュニティ「みそフェス。2012」

飯舘とみそでつながるプロジェクトも進行中

パルシステムでは「福島県飯舘村『味噌の里親』プロジェクト」を支援しています。プロジェクトは「飯舘村の味噌作りの継続」と「福島を忘れない」という思いを込め、飯舘で作られてきたみそを「種みそ」として引き継ぎ、預かり守り育て、還すことを目的としたプロジェクトです。

原発事故で計画避難地域に指定されている福島県飯舘村では、地域ぐるみで飯舘村版のスローライフといえる「までいなくらし」を提案してきました。「までい」とは「丁寧に、心をこめて」を意味する東北地方の言葉です。

みそ作りもその1つで、飯舘村佐須地区の農産加工グループでは胡桃材の樽を使用し、麹菌が生きたみそ(「さすのみそ」)を作っていました。この大切なみそも故郷を奪われ、みそ作りの存続自体も危機にひんしています。プロジェクトでは、みそを育ててもらえる「味噌の里親」ボランティアを募集しています。

2月4日(土)には、神奈川県相模原市の共生食品キッチンスタジオにて「ボランティアの味噌づくり講習会」を開催します。みそ作り経験がなくてもプロジェクトに参加できるよう、手作りみそを楽しく学べるイベントです。

報道のみなさまにおかれましては、ぜひこの取り組みを紹介いただきたく存じます。

飯舘村「味噌の里親」プロジェクト主催「ボランティアの味噌づくり講習会」

日時
2012年2月4日(土)13:00~15:30
会場
共生食品株式会社 橋本工場2階 キッチンスタジオ(神奈川県相模原市緑区橋本台3-1-29)
JR・小田急相模原駅南口から神奈中バス「峡の原車庫」行き15分、「金属工業団地」下車徒歩3分
定員
10組(1組2~3名程度)

※参加者は約3.5kg分のみそを仕込み、うち約2kgを支援分として提供してもらいます。残りは参加者が持ち帰ります。開催による収益金や提供されたみそは、被災地支援とさらに次の寒仕込みでみそを増やす活動に役立てます。

【会場の地図】