11/18(木)~20(土) 山形県で「第20回BMW技術全国交流会」を開催 20周年を記念し「まほろばの里」山形で資源循環を考えます
2010年10月11日
パルシステムが参加するBMW技術交流会実行員会は11月18(木)~20(土)の3日間、山形県米沢市と上山市の会場にて「第20回BMW技術全国交流会」を開催します。世界各地で取り組まれているBMW技術の報告、交流のほか、20回の開催を記念したセレモニーも開催します。
BMW技術全国交流会とBM技術協会
BM技術協会(※)は、1991年に、「地球環境危機に直面し、自然観を変え、技術を変え、生産・生活・地域のあり方を変えよう」を合言葉に、生協、産直産地の生産者ほか趣旨に賛同された有志などにより、設立されました。
現在、全国約400の法人や団体、個人会員で構成され、日本国内をはじめ、韓国やタイ等、海外でも活動が展開されています。同協会では毎年、全国の会員が集まり、取り組み事例や、技術研究などを発表し、意見交換や交流を行う、「BMW技術全国交流会」を開催しています。
健全な農産物を生産できる生態系の再生と環境創出
第20回の開催を記念した今年のBMW技術全国交流会は、11月18日(木)~20日(土)の3日間、山形県米沢市の「伝国の杜」でセレモニー、総会を同上山市「古窯」で開催します。出席者は、BM技術協会会員の生産団体・生産者及び生協関係者、行政関係者など国内から360人、海外から40人の合計約400人を予定しています。
テーマは「まほろばの里・資源と人間の輪と技術が循環する地域システム創り」です。古来、山形県置賜(おきたま)地方は「まほろばの里」と呼ばれ「周囲が山に囲まれた実り豊かな平地で住みよい美しい所」を意味します。縄文時代以降続いている「まほろばの里」にて、あらためて「地域(資源)循環」「人間(意志を持つものの思い・後継者)」「技術(質・レベル)」が循環できるシステム構築について議論を深めます。
初日は20周年記念セレモニーとし、講演を通してBMW技術の「歴史と理念」の再確認・共有化を図ります。2日目は講演や事例報告、発表を中心とした全体会を行い、3日目は「くらしと環境」「畜産」「耕作」と各分野に分かれた分科会スタイルとなっています。
※BMW技術=生態系を支えている微生物(バクテリア=B)、造岩鉱物(ミネラル=M)、水(ウォーター=W)の働きに注目し、これをモデルに人工的に生態系を健全な形に修復・再生する技術です。畜産糞尿の再資源化等による耕・畜連携による地域循環型農業や、水源地の水を守り、流域の土と水を再生する活動等を、生態系の仕組みに学び人工的に再現する手法で、生産・生活現場や地域で具体化してきました。
第20回BMW技術全国交流会(敬称略)
- 日時
- 2010年11月18日(木)~20日(土)
- 場所
- 【20周年記念セレモニー】(18日)伝国の杜(山形県米沢市丸の内1丁目2番1号)室
【BMW全国技術交流会】(19日、20日)上山温泉 古窯(山形県上山市葉山5-20)
スケジュール
18日(木) |
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19日(金) |
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20日(土) |
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【関連リンク】
第20回BMW技術全国交流会開催のご案内