「2020年7月豪雨」災害緊急支援募金で贈呈式 熊本県の自治体や支援団体と
2020年9月8日
パルシステムグループが、組合員のみなさんへ呼びかけた「2020年7月豪雨」災害緊急支援募金は、総額1億4,520万9,465円が寄せられました。ご協力ありがとうございました。
9月3日(木)、当会副理事長・松野玲子(パルシステム東京理事長)、専務理事・渋澤温之が熊本県八代市、人吉市、球磨村を訪問し、それぞれ200万円を贈呈しました。また被災地域で活動する支援団体、一般社団法人よか隊ネット熊本、特定非営利活動法人YNF、一般社団法人ピースボート災害支援センターの代表とも情報交換を行い、活動支援金の贈呈式を行いました。
元の暮らしが取り戻せるよう、よりよいプランを練って尽力したい。パルシステムには、いち早く募金を呼びかけるなど、広く広報いただき感謝しています。(八代市/中村博生市長)
深夜から朝にかけて降り続き、何軒も家ごと流されてしまいました。10月を目標に仮設住宅を建設中です。募金は村民のために大事に活用させていただきます。(球磨村/松谷浩一村長)
自分たちではどうしようもない規模の災害。ご支援のおかげでどうにかやれています。引き続き、エールを送っていただければありがたいです。(人吉市/松岡隼人市長)
支援団体と連携し、復興と地域づくりをともに
一般社団法人よか隊ネット熊本、特定非営利活動法人YNF、一般社団法人ピースボート災害支援センターの代表を交え情報交換し、活動支援金を贈呈しました。
熊本県南部を中心に広範囲にわたって被害が広がりました。地域づくりに募金は活用させていただき、災害からひと段落した「平時」での活動につながる内容をめざします。今回募金などで支援してくださったみなさんが、いつかこの地域に来てくださったときに「いいまちだな」と思ってもらえるよう、がんばっていきます。(一般社団法人よか隊ネット熊本/土黒巧司代表理事)
福岡県の大牟田市や久留米市を重点的に活動しています。内水害氾濫は被害の全容が見えづらく、被災者が埋没しがち。被災者の生活再建、個別相談支援、作業ボランティアの拠点運営などに募金は活用させていただきます。(特定非営利活動法人YNF/江﨑太郎代表理事)
このあと設置が進む仮設住宅の集会所のいすやテーブルなどの備品購入など、運営費用に活用します。集会所設営には国から費用が出ません。集会所は仮設住宅のコミュニティづくりとして、とても必要な寄合の「場」です。(一般社団法人ピースボート災害支援センター/上島安裕事務局長)
パルシステムグループでは、今後も物的、人的な支援を通じ、被災した地域の復旧支援に取り組んでいきます。