オーストラリアで大規模森林火災 PB菜種油の産地、カンガルー島が被害
2020年1月13日
オーストラリア各地および産直産地カンガルー島が森林火災被害
オーストラリアで続く大規模な森林火災により、オーストラリア各地および産直産地カンガルー島が被害に遭われましたことを、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く火災がおさまり、一日も早く復興ができますよう、切にお祈り申し上げます。
これまで、パルシステム連合会では産直産地カンガルー島の商品を多くの組合員へ供給してきました。
カンガルー島の方々とその土地は唯一無二の存在であるため、いま私たちにできることを考え、実行してまいります。
生産者に人的被害がないことを確認
今回の火災により、パルシステムのPB商品「圧搾一番搾り菜種油」の産直生産者、「カンガルー島のはちみつ」の生産者には人的被害がないことを確認しております。
ただし、一部生産者は家屋などが焼失し、避難を余儀なくされています。
カンガルー島は現在も延焼中で、予断を許さない状況です。引き続き情報収集に努めてまいります。
※菜種原料は隔離保管されており、当面の商品供給に影響はありません。
※パルシステム連合会では、産地の状況を憂慮し、応援メッセージを送りました。内容は以下のとおりです。
100%非遺伝子組換えの「圧搾一番しぼり菜種油」
パルシステムのオリジナル商品「圧搾一番しぼり菜種油」は100%非遺伝子組換えの菜種を使用しています。現在、日本で流通している菜種油の9割以上は、遺伝子組換え原料を使用していると言われており、非遺伝子組換え原料の確保は年々厳しくなっています。パルシステムでは、この限られた非遺伝子組換え原料を求めて、南オーストラリア州・カンガルー島の生産者団体である、カンガルー・アイランド・ピュア・グレイン社(KIPG)と協定を結び、交流を続けています。昨年9月上旬にもパルシステム・グループの代表が現地を訪問しました。
<関連リンク>
パルシステムの商品づくり|圧搾一番しぼり菜種油
【動画】「一番しぼり」の油ができるまで 『圧搾一番しぼり菜種油』編 生協の宅配パルシステム