水害被害の生協へ支援始まる 職員派遣や車両貸与など
2019年10月17日
台風19号は、全国で活動する生協にも大きな被害を与えました。パルシステムグループでは、浸水被害にあった施設の片付けや代替車両の貸し出しなどを通じて被害にあった生協を支援しています。
宮城で水没商品の搬出へ職員派遣
宮城県で活動するあいコープみやぎでは、仙台市の本部が浸水し、物流センターで一時保管していた商品が水に浸かってしまったほか、配達トラックや業務用車両計13台が動かなくなる被害を受けました。
パルシステムグループは10月15日(火)、理事長の大信政一が同生協を訪問し、被害状況を確認するとともに、高橋正人代表理事専務はじめ担当役職員と支援内容について協議しました。
“気持ちの支援”が力に
協議に基づき16日(水)から、同生協へ配達トラック4台と業務用車両1台を貸し出しています。また17日(木)、18日(金)の両日は、職員5人を派遣し、浸水した事務所床面の清掃や、供給できなくなってしまった商品の仕分け、搬出などの作業を手伝います。
あいコープみやぎの高橋正人代表理事専務は「5月の長期連休や今月からの消費増税に続き、経営に大きな影響が出そうです。人的支援や代替車両の提供などとともに“気持ちの支援”が役職員の力になっています」と話しました。
長野へもトラック2台が
また、同じく浸水被害を受けたコープながのへは、東京都生協連からの要請にこたえ、配達トラック2台を貸し出しています。