パルシステムのお買い物&コミュニティ

「熊本地震緊急支援募金」最終報告 支援活動への助成や義援金などに活用しました

2017年4月12日

パルシステムグループの組合員のみなさんから寄せられた「熊本地震緊急支援募金」総額2億3,994万3,642円について、すべての活用が決まりました。現地で活動する支援団体や、被災したみなさんに直接支払われる義援金として贈呈しました。

震災発生直後に届けた緊急支援物資

震災発生直後に届けた緊急支援物資

熊本県を中心に発生した大規模地震を受けてパルシステムグループでは、組合員のみなさんへ募金を呼びかけました。その結果、総額2億3,994万3,642円が寄せられました。ご協力ありがとうございました。

寄せられた募金は、震災被害が発生した各自治体が指定する義援金窓口や、被災地で活動する支援団体への協力、被災したメーカー・産地等の取引先などへのお見舞金として活用しました。このたびすべての募金の活用が決まりましたので報告します。

熊本、大分両県へ義援金を贈呈

義援金の目録を手にする蒲島知事(中央右)と吉永熊本県生協連会長(中央、中央左はパルシステム連合会吉中副理事長)

義援金の目録を手にする蒲島知事(中央右)と吉永熊本県生協連会長(中央、中央左はパルシステム連合会吉中副理事長)

募金のうち、1億7,293万2,188円を義援金として、日本生協連を通じて熊本、大分両県へ贈呈しました。全国の生協から贈呈された義援金は、合計10億7,376万9,528円(熊本県10億5,376万9,528円、大分県2,000万円)にのぼります。

熊本県には2016年7月7日(木)、パルシステム連合会の吉中由紀副理事長(パルシステム神奈川ゆめコープ理事長)が、熊本県生協連の吉永章会長理事らとともに県庁を訪問し、蒲島郁夫知事へ目録を手渡しました。

目録を手にした蒲島知事は「多くの募金に感謝します。預かった募金は責任を持って被災したみなさんへ届けますので、組合員のみなさんにも伝えてください。県民の心をひとつにして復興へ取り組みたいと思います」と話しました。

炊き出し活動やボランティアのコーディネート

生協くまもと組合員と協力した炊き出し

生協くまもと組合員と協力した炊き出し

炊き出し活動は宇城市の要請に応じ、市内の避難所「サンアビリティーズ」「松橋総合体育文化センター」2カ所で実施し、のべ11回、およそ900食を提供しました。パルシステムグループから派遣されたボランティアのほか、地元の生協くまもとをはじめ全国の生協から派遣された関係者などが参加しました。
避難所では、避難生活を送る人どうしのコミュニケーション手段が少ないなどの課題を抱えるなか、炊き出しを通じて気軽に交流できる場を提供し、食を通じたコミュニティの構築を図りました。炊き出しに使用する食材の購入費214,266円は、寄せられた募金から拠出しました。

このほかパルシステムグループでは、熊本県生協連が開設した「被災地支援センター」や、熊本市ボランティアセンターへコーディネーターを派遣し、各地から訪問したボランティアのみなさんが確実に活動できるよう、被災者の引越し支援やボランティアセンター運営支援を行いました。

緊急物資やNGOの活動支援に

「パルシステム熊本地震支援ファンド」の助成金贈呈式

「パルシステム熊本地震支援ファンド」の助成金贈呈式

緊急支援物資は、福祉活動を通じてパルシステムグループと協力関係にある社会福祉法人陽光(熊本市)の要請に基づき、震災発生直後の2016年4月23日(土)に提供しました。内容は、米飯セットやレトルト食品、水、紙コップなどで、200人が5日間生活できる量です。物資は避難所まで行けない在宅の高齢者や障がい者など、災害弱者といわれる人々の食料調達に役立てられました。

そのほか、支援活動を展開するNGOなどに寄贈し、活用されています。避難所での炊き出しや物資の提供、避難した人どうしが助け合いながら生活できるようなコミュニティ形成、子どもの精神的なケアなどに活用されています。

また、公益財団法人共生地域創造財団を通じ、熊本県で継続的な支援活動を展開する団体へ「パルシステム熊本地震支援ファンド」として募金を活用しました。贈呈式は2017年4月5日(水)に開催され、14団体の代表者へ賞状と目録を手渡しました。

これまでの募金寄贈先の団体名と金額は、以下の通りです。

支援活動に対するこれまでの募金寄贈先

  1. 一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター 8,000,000円
  2. 認定NPO法人アムダ(AMDA) 6,000,000円
  3. NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン 6,000,000円
  4. 認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン 6,000,000円
  5. NPO法人ADRA Japan (アドラ・ジャパン)  5,000,000円
  6. 認定NPO法人チャイルド・ファンド・ジャパン 5,000,000円
  7. 全国フードバンク推進協議会 2,000,000円
  8. フードバンク熊本(社会福祉法人南苑会) 2,500,000円
  9. 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 2,000,000円
  10. 社会福祉法人陽光(水、食料などを提供) 1,297,188円
  11. 熊本県宇城市避難所(炊き出しの食材等) 214,266円
  12. NPO法人くまもと支援の会 500,000円
  13. チームおひさま 200,000円
  14. 熊本復興支援お助け隊 500,000円
  15. 暮らしづくりネットワーク北芝 1,300,000円
  16. サシヨリ アートリバイバル コネクション くまもと  600,000円
  17. 一般社団法人日本お米協会 300,000円
  18. Noroshi西原 2,000,000円
  19. 復興ICT支援チームリバイブ熊本 500,000円
  20. くまもと笑いヨガ倶楽部 1,000,000円
  21. NPO法人でんでん虫の会 4,500,000円
  22. NPO法人凸凹ライフデザイン 1,000,000円
  23. 益城の農業を絆(つな)ぐ会 1,100,000円
  24. OJAK(オジャック) 2,000,000円
  25. ローカルメディア3(スリー) 1,500,000円
  26. 公益財団法人 共生地域創造財団 3,000,000円

計 64,011,454円

※今後も支援団体などからの要請により、寄贈先ならびに支援金額が増えることがあります。

被害を受けた産地やメーカーへ

震災では、パルシステムの産直産地や食品を製造するメーカーも、大きな被害を受けました。これにともない、寄せられた募金のうち300万円を見舞金として産地・メーカーへ寄贈しました。産直産地は損壊を受けたそれぞれの生産者へ配分し、メーカーは設備の修復などに充てます。

熊本県内ではいまだ支援を必要とする人が多くいます。パルシステムでは、引き続き支援団体への協力などに募金を活用し、被災したみなさんが1日も早く「ふだんのくらし」に戻ることができるよう、取り組んでいきます。
▽関連リンク
これまでの災害支援活動はこちら(パルシステムの災害復興支援)