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「互恵のためのアジア民衆基金草の根事業カンパ」報告 2016年度は191万2,254円が寄せられました

2017年4月6日

パルシステム連合会は、アジアを中心とした飢餓や貧困に苦しむ人々の支援を目的に、融資を通じて民衆交易と地域の発展をめざす「互恵のためのアジア民衆基金」に参加しています。2016年度もポイントカンパへのご協力ありがとうございました。

「民衆基金」による融資で自立支援

「互恵のためのアジア民衆基金(APF)」は2009年10月に設立、パルシステム連合会のほかアジア各国の生協、生産者組合、NGOなど38団体が参加する基金です。パルシステム連合会は、これまでに、組合員のみなさんから寄せられたポイントカンパ1,553万1,054円を寄付しています。2016年度は191万2,254円が集まりました。ご協力ありがとうございました。

基金のきっかけは、1987年に開始した「マスコバド糖」および、「エコ・バナナ(バランゴン)」などの産地、フィリピン・ネグロス島との民衆交易でした。その後、活動をアジア各地に広げ「南の生産者」と「北の消費者」の関係をネットワーク化し、金融による総合的な成長と発展を目的としています。

基金は、貧困に苦しむ人々の経済的自立に必要な資金を地域の団体や社会に低利で融資する活動に役立てられます。また、生産者と消費者の相互交流・連帯網の形成や、アジア各地の経験や知恵、技術を共有しています。

これまでの民衆交易は、物産の手工業的な生産と交易活動に留まっています。これを総合的に成長・発展させるため、基金では物産の生産や地域開発(教育を含む)などを行ううえで必要な資金を融資し、人々による互恵的な金融事業が形成できるようになってきました。これからはアジア全域に着実に拡大しつつ、事業の成長を図ることが求められています。他団体と協同して進めているこの取り組みは、次年度以降も継続されます。パルシステムでは支援を継続するため、2017年度もポイントカンパを実施します。

みなさんから寄せられたカンパは以下の活動に役立てられています。

パレスチナ
UAWC
オリ-ブ搾油施設・農産物加工施設の用地取得の融資。女性の雇用・収入確保・高品質の農産物加工を目指す
パレスチナ
UAWC
オリーブ搾油施設・農作物加工施設の建設資金の融資
フィリピン
ATC
マスコバドの原料となるサトウキビを生産する6つの協同組合への作付資金の融資
フィリピン
ATC
マスコバドの原料となるサトウキビを生産する4つの協同組合への作付資金の融資
フィリピン
ATC
マスコバドの原料となるサトウキビを生産する5つの協同組合への作付資金の融資
フィリピン
ATC
エルニーニョによる干ばつ被害を受けたバランゴンバナナの生産復興事業
フィリピン
AVDFI
ギフトセンター開設・運営事業
フィリピン
ATECCO
会員対象の小規模融資事業の基金増強
インドネシア
ATINA
増収を図るため、エビ養殖池の整地、土手修復事業などの整備資金貸付け事業
インドネシア
ATINA
従業員組織ロストラムによる会員対象の小規模融資事業の基金増強

※日本語での団体名称は下記団体一覧参照

互恵のためのアジア民衆基金(APF)構成団体

APFは日本や韓国の生協組合、南の国々の生産者組合、各地域のNGO、フェアートレードに関わる団体で構成されています。
社員(参加団体)38団体一覧(PDF)