2016年度「地域づくり基金」公募のお知らせ 地域の復興・再生と持続可能なコミュニティを支援

2016年8月10日

今年で4年目となる「地域づくり基金」の公募を9月から開始します。大規模災害の被災地域の復興を支援する活動、食と農をつなぐ活動、地域の環境保全活動等を資金面で助成します。

関係団体の地域活動などへ助成

パルシステム連合会は2000年から、農林水産業の発展、資源循環型社会づくりに活動する団体を対象に、基金による助成活動を行っています。2011年の東日本大震災以降は、被害を受けた取引先(産直産地およびメーカー)も対象に加え、復興支援や放射能被害対策などにも役立てられてきました。基金創設以降16年間の助成実績は、のべ582団体、3億7,460万円にのぼります。

「地域づくり基金」は、大規模災害の被災地域の復興を支援する活動、食と農をつなぐ活動、地域の環境保全活動等を資金面で助成し、もって、地域の復興・再生を支援し、日本の持続可能な地域社会づくりと農林水産業の発展に寄与することを目的としています。

公募の受付は9月1日より2ヵ月間

地域づくり基金運営委員会(委員長:石川 弓子・パルシステム茨城理事長)では、以下の団体・分野を助成対象とし、募集をします。

助成対象団体
(1) パルシステム連合会又は会員生協と商品供給に関する契約をしている生産者及び生産者団体
(2) パルシステム生産者・消費者協議会(以下「生消協」という)又はパルシステム協力会の会員の推薦がある団体
(3) パルシステム連合会又は会員生協と提携しているNPO等
(4) 会員生協の事業エリアを超す広域で活動する団体であって、会員生協又は生消協若しくはパルシステム協力会の会員の推薦がある団体
(5) 市民活動の助成活動を行っていない会員の事業エリアで活動する社会貢献を目的とする団体であって、当該エリアの会員生協の推薦がある団体
(6) その他当基金の目的に照らし、運営委員会が特に認めた団体
◇ただし、以下の団体は対象外とします。
•会員生協、連合会、子会社、関連会社
•会員生協、連合会、子会社、関連会社が主体となって、生消協及び協力会の会員と行う事業
•生消協や協力会の内部組織機関(部会など)

助成対象分野
(1) 大規模災害の被災地域の復興を支援する事業
(2) 食と農をつなぎ、農山漁村地域の活性化と日本の農林水産業の発展を支援する活動
(3) 環境保全及び資源循環型社会づくりを支援する事業
(4) 再生可能エネルギーの推進に向けた活動
(5) 国内の農林水産業における原発事故を原因とした放射能汚染の取り組みを支援する活動※
(6) フェアトレードの推進を支援する活動
(7) その他当基金の目的に照らし、運営委員会が適当と判断した事業活動

2016年度の公募期間は9月1日(木)~10月31日(月)です。助成対象の「事業実施期間」は、2017年4月1日から2018年3月31日の1年間としています。
応募締め切り後、地域づくり基金運営委員会による選考を行い、結果は2017年2月下旬までに当該団体へ連絡します。助成金は、2016年度内に拠出します。
※ 助成対象分野(5)のみ公募分野ではございません。詳しくは「2016年度『地域づくり基金』応募要項」をご覧ください。

2016年度「地域づくり基金」応募要項

関連リンク

2015年度地域づくり基金の<公募>助成先が決定 震災復興と持続可能なコミュニティづくりに貢献します